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桜井 勉; 日夏 幸雄; 高橋 昭; 藤沢 銀治
J.Phys.Chem., 89(10), p.1892 - 1896, 1985/00
再処理プロセスで複雑な挙動を示すルテニウムは、気相には四酸化ルテニウム(RuO)として現われる。PuOに接触すると、多くの物質は黒い析出物で覆われる。従来、この現象は不安定はRuOが固体表面で分解し、黒色の二酸化ルテニウム(RuO)が生成するため、と考えられていた。しかし、X線回折、ESCA等を用いて詳細に検討した結果、分解ではなく、RuOが特殊な構造をとって吸着する現象である、との結論に達した。
桜井 勉; 高橋 昭; 藤沢 銀治
Journal of Nuclear Science and Technology, 20(1), p.81 - 83, 1983/00
被引用回数:4 パーセンタイル:62.82(Nuclear Science & Technology)再処理工程で複雑な挙動を示すルテニウムは、気相では四酸化ルテニウム(RuO)として存在し、装置のあらゆる表面に析出してこれらを汚染する。従来、これは不安定なRuOがRuOに分解する現象と考えられていた。しかし、筆者らは代表的な装置構成材料であるステンレスとRuOの相互作用を、ESCA,X-線回折、質量分析、及び化学分析を併用して究明した結果、上記現象はRuOの分解ではなくRuO自身の吸着であることを確認した。
桜井 勉; 高橋 昭
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 41(5), p.681 - 685, 1979/00
被引用回数:11加水分解とそれに引き続く室温でのフッ素処理により、RuOF, RuFおよびRuFを、100%、RuOに変換、揮発させ得ることがわかった。これは加水分解性生物中の結晶水および水酸基が、室温でのフッ素処理により脱水素反応を起すためである。このプロセスは、回収したPuFの精製(=ルテニウムの除去)に応用できる。
桜井 勉; 高橋 昭
Journal of Nuclear Science and Technology, 15(8), p.633 - 634, 1978/08
被引用回数:0フッ化物揮発法により回収された四フッ化プルトニウム(PuF)は、ルテニウムで汚染されていることが多い。このルテニウムの除去に、室温での「加水分解-フッ素処理」操作を試みた。回収したPuFに水を含んだヘリウムガスを供給、次に室温でフッ素ガスを作用させると、大部分のルテニウムがRuOとなって揮発し、PuFから分離する。一方、プルトニウムの損失は認められなかった。これより、本操作がPuFの精製にに有効なことがわかった。
桜井 勉; 高橋 昭
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 39(3), p.427 - 429, 1977/03
被引用回数:16二酸化ルテニウム(RuO)とフッ素の反応生成物は、これまで、五フッ化ルテニウム(RuF)であろうと言われてきたが、本実験では、質量分析の結果、生成物はRuFではなく酸化フッ化ルテニウム(RuOF)であるこをと確認した。RuFはかなり不安定な物質であり、酸素を放出して四フッ化ルテニウム(RuF)に変化する。